廃業者数は20 万人を超える数で推移しており、
今後さらに経営者の高齢化が進む中で、
廃業者数が大幅に増加することが予想される。
ここでいう「廃業」とは、理由の如何を問わず、
自営業主を辞めた者の数を指し、
事業承継や倒産により辞めた者を含んでいる。
廃業企業の組織形態は、個人事業者が約90%を占める。
廃業者の年齢構成は、60 歳代以上が約9 0%を占める。
すなわち、廃業を決断した者の多くは、高齢の自営業主である。
休廃業・解散件数は、
東京商工リサーチ、帝国データバンクともに
長期的に増加傾向にあり、
近年は倒産件数の2倍以上、3倍に迫る水準で推移している。
こういった状況下であるから、
創業者数を倍増させ、事業所数減少に歯止めをかける
「起業大国」を目指す意義がある。
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