世界銀行の「ビジネス環境ランキング」で、日本は、なんと・・・

日本は先進国19位と衝撃的な順位です。

日本再興戦略では、
「2020 年までに、世界銀行のビジネス環境ランキングにおいて、
日本が先進国3位以内に入る(2013 年 15 位)。」
という目標も挙げられている。

この「先進国3位(現在15位)」の対象国とは、
「OECD高所得31カ国」
(加盟国の全34か国のうち新興国メキシコ・チリ・トルコを除く)
と言われており、
この31カ国中で「3位以内を2020年までに目指す」ことになる。

しかし、
スイス・オーストリア・ポルトガル・オランダが日本を追い越したため、
2014年10月発表の最新版では19位に下がってしまった!

また、OECD加盟国について、
加盟国内の順位ではなく実際の世界ランク(約190カ国)では、
日本は29位となっている。

評価される内容は下記の10項目。
・事業の始め易さ(Starting a business)
・建設許可(Dealing with construction permits)
・電力事情(Getting electricity)
・不動産登記(Registering property)
・資金調達(Getting credit)
・少数株主の保護(Protecting minority investors)
・税金(Paying taxes)
・海外貿易のし易さ(Trading across borders)
・契約執行(Enforcing contracts)
・破綻処理(Resolving insolvency)

ちなみに、上位10カ国とポイントは以下の通りとなっている。
【順位】国名:ポイント
【1】シンガポール:88.27
【2】ニュージーランド:86.91
【3】香港:84.97
【4】デンマーク:84.20
【5】韓国:83.40
【6】ノルウェー:82.40
【7】アメリカ:81.98
【8】イギリス:80.96
【9】フィンランド:80.83
【10】オーストラリア:80.66
【29】日本:74.80

ポイント差は、13.47、5年で割ると、2.7。
毎年、2.7ポイントづつ上げて行けば追いつく?

もう一つ、世界銀行が行なった
起業環境に関する国際比較によれば、
開業に要する手続き、時間、コストを総合的に評価した場合、
日本の起業環境は総合順位で、なんと120 位であった。

起業環境ランキング


人気ブログランキングへ ←ご協力お願いします


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です