【おすすめ書籍】成果を上げる意思決定とは、何でしょうか??

意思決定とは判断である。
いくつかの選択肢からの選択である。

成果を上げる決定は、
決定についての文献の多くが説いているような
事実についての合意からスタートすることはない。

正しい決定は、
共通の理解と、対立する意見、競合する選択肢をめぐる検討から生まれる。

最初に事実を把握することはできない。
有意性の基準がなければ事実というものがありえない。
事象そのものは事実ではない。

意見をもつことを奨励しなければならない。
そして意見を表明した後、
事実による検証を求めなければならない。

同時に、探すべきもの、調べるべきもの、検証すべきもの
が何であるかを徹底的に考え明らかにする
習慣を身につけなければならない。

そして意見を表明する人に対しては、
それによっていかなる事実が予想されるか、
いかなる事実を探すべきかを明らかにする
責任を負うよう求めなければならない。

意見の不一致を必要とする。
(1)組織の囚人になることを防ぐ
(2)選択肢を与える
(3)想像力を刺激する

意思決定は、本当に必要かを自問する。

経営者の条件
経営者の条件(ドラッカー)


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【おすすめ書籍】成果を上げるには、意思決定の数を多くしてはならない!

成果を上げるには、意思決定の数を多くしてはならない。
重要な意思決定に集中しなければならない。

個々の問題ではなく、
根本的なことについて考えなければならない。

不変のものを見なければならない。
したがって、決定の早さを重視してはならない。

あまりに多くを操ることはかえって思考の不十分さを表します。
何についての決定であり何を満足させるかを知る必要があります。

形にこだわることなく、インパクトを求めなければならない。
賢くあろうとせず、健全であろうとしなければならない。

基本を理解して決定すべきものと、
個々の事情に基づいて決定すべきものと
を峻別しなければならない。

最も誤りやすい決定は、間違った妥協である。
正しい妥協とそうでない妥協の見分け方を知らなければならない。

成果を上げるうえで必要とされる意思決定の5つのステップは、
(1)問題の種類を知る
ⅰ.基本的な問題の兆候にすぎない問題
ⅱ.当事者にとっては例外的だが実際には基本的、一般的な問題
ⅲ.真に例外的で特殊な問題
ⅳ.そのような何か新しい種類の基本的、一般的な問題の最初の表れとしての問題
(2)必要条件を明確にする
(3)何が正しいかを知る
(4)行動に変える
(5)フィードバックを行う
です。

経営者の条件(ドラッカー)


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【おすすめ書籍】自分の時間を知れ! 成果をあげる人は、仕事からスタートしない!!

成果をあげる人は、仕事からスタートしない。
時間からスタートする。

計画からスタートしない。
時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。

次に時間を管理すべく、
時間に対する非生産的な要求を退ける。

そして最後にそうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。

成果をあげるための時間管理の基本は、
時間を記録する
整理する
まとめる
の三段階にわたるプロセスです。

時間こそ、真に普遍的な制約条件です。

時間の使い方を診断する。
・する必要のまったくない仕事、
何の成果も生まない時間の浪費である仕事を見つけ、捨てること
・他の人間でもやれることは何かを考えること
・自らがコントロールし、
自らが取り除くことのできる時間浪費の原因を排除すること

時間浪費の原因を整理する。
・システムの欠陥や先見性の欠如からくる時間の浪費
・人員の過剰からくる時間の浪費
・組織構造の欠陥からくる時間の浪費

自由になる時間をまとめる。

経営資源は、ヒト、モノ、カネ
に加えて、情報、時間です。

中でも経営者にとって一番重要なのが、時間です。
時間の使い方によって、大きな差が付きます。

経営者の条件
経営者の条件(ドラッカー)


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