起業した人は、その後、生活はどのように変わったのでしょうか?

起業家は寝食を忘れて事業に打ち込む
イメージが根強いですね。

しかし、実際には、
「家族との時間が取りやすくなった」、
ストレスが減った」、
趣味や学習の時間を持てるようになった
と回答する割合が約4 割です。

起業家が起業したことそのものに満足しながら、
家族との関係や自己実現、世の中への貢献等の観点から、
充実した人生を送っています。

起業後の生活

このような起業家の実情が正しく伝わると、
起業に関心のない人や潜在的起業希望者が
起業に向けた一歩を踏み出しやすくなるのではないでしょうか?


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起業した人は、その後、「満足度」は、どの程度でしょうか?

起業家は起業したことに満足しているか
逆にいえば、
後悔をしていないかについて行ったアンケートがあります。

起業に対する「総合的満足度」は高く、
6 割弱が「大変満足している」、「満足している」と回答し、
「不満である」、「大変不満である」と回答した割合は1 割以下です。

アンケート結果は、
後悔どころか、多くの人は起業したことに満足している。

起業後の満足度

その要因について、
仕事のやりがいや生活との両立に満足感を得ている。
一方で、起業後の収入については、
満足と不満が同数程度
存在している。


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起業準備者は、起業するに当たってどのような課題に直面しているのでしょうか?

起業準備者は、
あと一つのステージを上がれば起業家という意味で、
起業家に最も近い存在ですが、
どのような課題に直面しているのでしょうか?

全体として、
起業準備者になると、初期起業準備者に比べ、
課題が「特にない」と回答する割合が低下しており、
ステージが進むごとに
何かしらの課題に直面するようになってきている。

「経営知識」や「専門知識」、「資金調達」
を課題とする割合は
初期起業準備者と同様に高い割合を占めている一方で、
「家族の理解・協力」の割合が上がっており、
具体的な起業の準備を行う上で、
家族からの理解を得る必要性が浮き彫りになっている。

起業で直面する課題

女性は、
課題に関して全体的に低い数値となっている。

女性は比較的、生活のニーズに根ざした、
開業費用を抑えた小さな起業を行う傾向があり、
若者やシニアに比べ、
起業準備段階において直面する課題が少ないのではないか。

若者は、
「経営知識一般(財務・会計を含む)の習得」、「業界慣行
が比較的高くなっている。

社会経験が少ないため、
経営知識一般に課題を感じている傾向がある一方で、
業界慣行も課題と感じており、
既存の業界に対して何らかのマイナスのイメージを感じている?

シニアは、
「資金調達
を課題として挙げる割合が相対的に高い。

開業に要する費用も比較的高いことから、
資金調達に関する課題を感じるのではないか。


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