起業に関心を持つ潜在的起業希望者が、
どのようにして起業を志し、
起業希望者へと段階を進んで行くのかの調査結果があります。
起業を志した理由は、全般的に、
「自分の裁量で仕事がしたいから」、
「年齢に関係なく働くことができるから」、
「仕事を通じて自己実現を図るため」
と回答する割合が高い。
一方、
「就職先がないため」、
「職場の賃金が不満だったため」
と回答する割合は低い。
この結果から、
現状の就労環境への不満を理由とする消極的な起業に比べて、
裁量労働や自己実現といった積極的な理由により
起業を志す割合が高いことが分かります。
女性起業家の特徴として、
「性別に関係なく働くことができるから」、
「趣味や特技を活かすため」、
「家族や子育て、介護をしながら働けるため」
を選択する割合が高く、
昔の職務経験や趣味を通して培った技能を活かして、
家事と両立しながら起業する傾向が見えてきます。
若者では、
「自分の裁量で仕事がしたい」
が最も高い。
一方、「より高い所得を得るため」、
「家族との時間を増やすため」
といった理由も女性やシニアと比べ高くなっている。
シニアでは、
「自分の裁量で仕事がしたい」、
「年齢に関係なく働くことができるから」、
「性別に関係なく働くことができるから」
を選択する割合が比較的に高くなっており、
性別や年齢の枠に捉われずに、
自分の裁量で働きたいというのがシニアの傾向です。
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